ソドルジェストヴォ (船)
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ソドルジェストヴォ | |
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基本情報 | |
船種 | 蟹魚缶加工基地(КрабоРыбоКонсервная Перерабатывающая База) |
所有者 | ダリモレプロドクト |
母港 | ウラジオストク |
IMO番号 | 8610253 |
建造数 | 3 |
経歴 | |
進水 | 1988年 |
最後 | 2013年3月12日に中国で解体 |
要目 | |
排水量 | 26634トン |
長さ | 179.2m |
幅 | 28m |
高さ | 18.95m |
喫水 | 7.9m |
速力 | 14.9ノット |
航海日数 | 75 |
搭載人員 | 520人 |
ソドルジェストヴォ(ロシア語:КРКПБ Содру́жество)とはソビエト連邦の工船である。小型漁船から蟹と生魚を受け取り、それらを缶詰食品、保存食品、冷凍製品、魚とカニの魚粉に加工する工船である。
КРКПБとは蟹魚缶加工基地(КрабоРыбоКонсервная Перерабатывающая База)の略称である。
同級船
[編集]1988 年から1989年にかけて同型の船3隻が建造された。
- 「ソドルジェストヴォ」 - 旗艦
- 「ピョートル・ジトニコフ」、1989年、IMO 8610265、PZ-2302
- 「フセヴォロド・シビルツェフ」、1989年、IMO 8610277、PZ-2303
生産能力
[編集]生産ラインの種類 | パフォーマンス |
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カニの一次加工・選別・カット用 | 120t/22時間 |
魚 | 300t/22時間 |
6号蟹缶詰の生産 | 50TFB/22時間 |
6号魚缶詰の生産 | 400TFB/22時間 |
保存食の生産 | 55t/22時間 |
冷凍食品の生産 | 160t/22時間 |
魚粉、油脂(原料別) | 120t/22時間 |
事故
[編集]2010年12月30日、ソドルジェストヴォと他の9隻の船舶が、本土から11マイル離れたサハリン湾で10ポイント[1]の固い氷の中に閉じ込められた。[2]
2011年1月31日、オホーツク海の氷に取り残された船舶の救出作戦が行われた。砕氷船「クラシン」と「アドミラル・マカロフ」が作戦に参加した。ソドルジェストヴォの曳航は、曳航ロープの突風と重い氷の圧縮により、非常に時間がかかったと報告されている。フェスコ・トランスポート・グループのプレスセンターによると、オホーツク海の氷から船舶を救出する作戦の見積もりは500万ドルになった。[3]
2020年5月2日、ナホトカ港で修理中のフセヴォロド・シビルツェフで火災が発生した。火災はガスボンベの爆発によるもので、1人が死亡、1人が負傷した。 [4]
脚注
[編集]- ^ ロシアで使われている流氷が水面を覆っている程度を表す10段階の氷濃度(Сплочённость льда)で最も濃い10ポイントだった。
- ^ “Пять рыболовецких судов с 600 людьми на борту застряли в Охотском море”. РИА Новости. (2010年12月31日). オリジナルの2011年1月18日時点におけるアーカイブ。 2011年1月2日閲覧。
- ^ “Изо льдов Охотского моря вывели плавбазу «Содружество»”. lenta.ru. オリジナルの2011年2月3日時点におけるアーカイブ。 2011年1月31日閲覧。
- ^ “При взрыве на плавбазе «Всеволод Сибирцев» погиб человек” (ロシア語). Комсомольская правда (2020年5月2日). 2020年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月2日閲覧。
関連項目
[編集]- ピョートル・イラリオーノヴィチ・ジトニコフ 船の名前の元になった人物
- フセヴォロド・ミハイロヴィチ・シビルツェフ 船の名前の元になった人物